ピロリ菌とは胃の中に生息する細菌です。
日本では約6000万人の方が感染していると考えられており、特に60歳以上の方ではその約6割の方が感染しているといわれています。
ピロリ菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍の主要な原因とされ、潰瘍患者の約8〜9割の方に感染を認めます。以前は胃・十二指腸潰瘍は再発率の高い疾患でしたが除菌治療により9割以上の人が再発しなくなりました。
質問者のようなピロリ菌を保有する胃潰瘍の方には除菌治療は第一選択となります。除菌治療は3種類の薬を1週間内服するだけです。
主な副作用は下痢、軟便で2〜3割の方に認めますが重篤となることはまれです。
1回目の治療で7〜8割の方が除菌できますが、除菌できなかった方には薬を変えて再度治療をおこないます。
ぜひこの機会に除菌治療をおこなってください。
|